インパクトファクターが低いジャーナルで論文が受理されやすいという傾向にあります。一刻でも早く論文を発表するということに重きを置くならば、発行の頻度が高くインパクトファクターが低いジャーナルを検討するのが良いでしょう。一方、トップレベルのジャーナルはインパクトファクターが高くなります。インパクトファクターが絞りきれない場合、範囲を広く設定したほうが良いでしょう。

インパクトファクターは、研究分野によっても変化します。例えば、インパクトファクターが2であるジャーナルがあったとしたら、それは、史学では比較的高いとされるかもしれませんし、薬学では低いとされるかもしれません。

ほとんどのジャーナルは、ウェブサイトでインパクトファクターを公表しています。ジャーナルのウェブサイトにアクセスする際にインパクトファクターもメモしておくと良いでしょう。ご自身の研究分野でのインパクトファクターの範囲が把握できることと思います。